【体験談】すっぽんをさばいてすっぽん鍋|生き血は湯がいたらレバーのようでした

体験談

こんにちは、わかなです( ᵕᴗᵕ )

すっぽんは約1億2000年もの歴史をもつとても生命力の強い生き物です。

すっぽんには必須アミノ酸やビタミン・良質な油が含まれ、滋養強壮や美肌などに良いとされます。

今回は、すっぽんをさばいてすっぽん鍋にしたので、その様子をご紹介します。

※内臓など、気分が悪くなる可能性のある写真があります。

苦手な方は、ページを閉じるか写真は閲覧しないようご注意ください。

調理するまで

食べる日までは、バケツに水を張りすっぽんを管理していました(食べる日まで約2週間)。

〆る・血抜きする

すっぽんは、腹を上に向けると起きようとして首を伸ばします。

まずは前足と後ろ脚の間を抱えるように持ちます。

この部分を持つとすっぽんの頭が届かなくなり噛まれる心配がなくなります。

※すっぽんは足先の爪が鋭く危険なので注意してください。

伸びた首の根元をつかんで、

ぎゅっと握りしめます。

血抜きをします。ぽたぽたと垂れてきます。

解体する

まずは首から切り落とします。

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甲羅

甲羅とエンペラ(甲羅の周りの柔らかい部分)の境目に包丁を入れます。

甲羅をはがします。

内臓

腹膜をはがします。

膀胱(尿の袋)をまず取ります。透明感のある薄黄色の臓器で、尿が入っていない場合縮んでいます。

胆嚢(別名:苦玉)を切り取り、破棄します。黒豆のような、濃いブドウのような小さく丸いです。

とても臭いので、傷つけて中身が出ないように根本から刃先を使って丁寧に切り取ります。

膀胱・胆嚢は臭みが強く食べ方にコツがいるので破棄しました。

卵がたくさんありました。

後ろ足・尾・前足

後ろ足・尾・前足の順でさばいていきます。

気分が悪くなってしまったためお写真が撮れておらずすみません。

少し休憩したら良くなりましたが、慣れない方は注意してください。

腹甲羅

腹側を上にして、しっぽ側の柔らかいところの沿って包丁を入れ、上半身(内臓含む)と下半身の2つに切り分けます。

下処理

腸は中身をしごききれいに洗います。

70度程度で湯がきます。

湯がいたら薄皮をはがします。

※湯がく温度が高すぎるとすっぽんのコラーゲンと薄皮が癒着してはがしにくくなるので注意して下さい。

湯がいた卵は殻を割り中身を出しておきます。

鍋にする

すっぽんと煮汁・酒を入れて鍋を煮込みます。

あくをとります。

甲羅は、コラーゲン繊維を引きはがして分けて入れます。

卵も入れます。

固まった生き血はハサミで一口大に切って、鍋に入れ煮込みました。

※特に天然のすっぽんは食中毒や寄生虫の危険性があるため、生はNGです。

その他の具材も入れて煮込んで完成です。

感想

初めてのすっぽんさばきはとても衝撃的でした!

勇敢にさばいてくれた方に感謝です!

首の伸びる瞬間に強い生命力を感じました。さばいている途中もすっぽんはピクピクと動いていて、心臓もドクドクと動いていました。

命に感謝しながらおいしく頂きました。

味には全然癖がなく、食べやすかったです。

煮込んだ生き血は、レバーのような味で、高野豆腐のような食感でした。

最期まで読んでいただきありがとうございました(⋆ᵕᴗᵕ⋆).+*

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